セキスイハイムの「スマートパワーステーションGR」はどんな商品?
セキスイハイムの新開発「スマートGルーフ」を搭載した大容量太陽光パネル+寄棟屋根の他社では実現困難な商品。太陽光パネルを《勾配屋根面》+《トップのフラット面》の北面を除く4面に敷き詰めることで大容量の搭載を可能にしました。
・太陽光発電・蓄電池・HEMSを標準で搭載
・構造躯体と窓などの開口部の断熱性能を向上させることでZEH標準化
・寄棟屋根の直下に最大約17畳の小屋裏空間を設計可能
延床面積30坪台の寄棟住宅でも、なんと10kW以上の太陽光発電システムを搭載することが可能です。
セキスイハイム(積水化学)の解説はこちらから!
【ハウスメーカー】セキスイハイムの商品特徴と価格のまとめ
どんな人にオススメ?
1.寄棟屋根で大容量の太陽光発電を活用したい方
・寄棟屋根に特化した設計で、最大の太陽光パネルを搭載可能
・延床面積30坪程度でも10kWの大容量太陽光発電システムを実現でき、屋根の形状を踏まえた効率的なエネルギー生産が可能
2.地球温暖化や省エネ住宅に興味があり、エネルギー自給自足を目指したい方
・太陽光発電と蓄電池を組み合わせたシステムを標準搭載
・自家発電と蓄電により、環境に優しい省エネライフを実現
3.将来の電気料金に備えたい方
・今後の電気料金の大幅に備えるための賢い選択肢
・家庭で必要な電力を自給することで、長期的なコスト削減
4.災害や緊急事態への備えが欲しい方
・大容量の蓄電池やVtoH(車両電力供給)システムを採用
5.収納スペースを充実させたい方
・寄棟屋根を活用した小屋裏空間「グランスペース」により、大量の収納スペースを確保
・趣味の部屋やシーズンオフの荷物収納にも活用
スマートパワーステーション GRの特長
基本仕様
構法
鉄骨ユニット工法の工場生産
ユニット工法は、建物の部材を工場で事前に製造し、現場で組み立てる方法を採用していますこの工場生産により、品質管理が行われ、一貫した品質の高い住宅を提供することが可能です。
工場生産のメリットとは?
①品質の安定性向上
工場で一貫した品質管理により、部材の精度や強度が確保され、安定した高品質な住宅が提供できます。
②工期の短縮
現場では主に組み立て作業が中心となり、天候に左右され工期が短縮されます。
③作業効率の向上
現場での作業量が少ないため、効率的な施工が可能です。
④環境負荷の低減
工場での生産により、廃材や騒音が少なくなり、現場周辺環境への影響を抑えられます。
⑤安全性の向上
現場作業が少ないことで、工事中の事故リスクが軽減され、安全な施工が可能になります。
《主な構造材》
ボックスラーメン構造
接合部:溶接
柱:100㎜×100㎜・120㎜×120㎜の角柱
床梁:150㎜
天井梁:200㎜
セキスイハイムでは、鉄骨の構造部材において適材適所に加工・配置を行っています。具体的には、縦の柱には100mm角の鉄骨が使用されており、1本で4トンもの重さに耐える性能を持っています。
また、床梁や天井梁には、たわみが生じにくいC型形状の鋼管が採用されており、構造全体の剛性を高める工夫がされています。こうした設計により、耐久性と快適性を兼ね備えた住まいを実現しています。
建築の規模や設計条件によって異なります。
一般的には、柱の厚みは鉄骨のサイズや荷重に基づいて設計されます。立体感は、75mmから150mm程度が一般的です。 今後、具体的な立体感は建築基準や設計図に基づいて計算されるため、建築設計者や構造設計士によって最適な立体感が決定されます。
基礎
ベタ基礎24N/m・㎡
セキスイハイムのベタ基礎には以下のような特長があります
- 面で支える構造
- 建物全体を面で支えるため、地震力等を面全体で分散させ、建物の安全性を高める
- 高強度コンクリート使用
- 一般住宅の18N/mm2に対し、24N/mm2の高強度コンクリートを採用
これにより65年間大規模改修が不要
- 一般住宅の18N/mm2に対し、24N/mm2の高強度コンクリートを採用
- 耐震性・液状化対策
- 面で支える構造のため、地盤沈下や液状化に強く、建物の揺れを抑制
- 防湿・防蟻効果
- 地面全体をコンクリートで覆うため、地中からの湿気やシロアリの侵入を防止
- 断熱性能向上
- 基礎断熱が高く、1階の底冷えを防ぎます。これにより「あったかハイム」の基盤
- 床下空間の活用
- ボックスラーメン構造と組み合わせることで、仕切りの少ない大きな床下空間を確保
床下エアコンの設置などに活用
- ボックスラーメン構造と組み合わせることで、仕切りの少ない大きな床下空間を確保
一般的に、ベタ基礎の耐荷重性能は、建築物の重量や負荷に対して安定した支持力を提供するために重要です。均等に荷重を分散させる役割を果たします。
なお、基礎24N/㎡は、一般的な住宅の基礎としては十分な強度を持っていると言えます。
耐震対策
複合耐震システム「GAIASS(ガイアス)」
・標準で採用している耐力壁とボックスラーメン構造で耐震+粘りを実現
モジュール
尺モジュール(900㎜)
日本の伝統的な住宅設計に適しており、和室や畳のある住宅を検討している方にはメリットが多い
外観の特長
緩やかな勾配と深い軒下で水平ラインが特徴的な寄棟屋根
天井高さ
標準:2.4m
外壁材
磁器タイル外壁(ラスティックタイル、ラティスタイル)
レリーフ外壁(ジオマイト外壁)
外壁種 | 種類 | 厚み | 特長1 | 特長2 |
---|---|---|---|---|
磁器タイル | 磁器タイル | – | タイルのため非塗装 ・工場施工 | ・吸水性が低く親水性のあるタイル ・ドライバーでひっかいても傷つかないほど強固 |
SFCボード | 窯業系サイディング | 16㎜ | ・工場施工 | – |
屋根材
スマートGルーフ (スマートパワーステーションGR専用屋根)
・太陽光パネル一体型屋根
・ステンレス屋根
床材フロア
・HDフローリング(シートフローリング・標準)
・銘木調HDフローリング(シートフローリング・標準)
・銘木プレミアムフローリング(挽き板)
・大理石調フローリング
※下地はパーティクルボード
断熱
性能 外皮性能 Ua値=0.54W/㎡・K
【窓】
アルプレックスサッシ
・アルミ樹脂複合サッシ+ペアガラス乾燥中空層 12mm
・寒冷地向けには樹脂サッシも設定(U値1.9)
トリプルサッシもオプションで採用可能
【断熱材】
外壁:グラスウール・130㎜
天井:グラスウール・200㎜
基礎:ポリスチレンフォーム・100㎜
遮音
【外壁部】
Dr=40
【床】
LL=60(ダンパーあり)
空気
【空気環境】
一種換気(熱交換あり)
・エアファクトリー
全館空調あり
・快適エアリーT-SAS
※保証 最長保証30年
初期保証
・構造:30年
・防水:30年
・防蟻:10年
特徴的な仕様
「αプランニングシステム」で広がるプランバリエーション
ユニット構造体に付帯空間をジョイントできるサブシステム
建物の1階部分にプラスαの空間を設置することができ、細やかなプランニングや敷地を有効利用することを可能とします。また、1階の間口を最大約16.6mまで広げることが可能になり、従来よりも広い1階空間を実現できます。αプランニングシステムによりユニット構造独特の総2階プランの制約からも解放された。
寄棟屋根+大容量太陽光発電を可能にした「スマートGルーフ」
太陽光パネル一体型の屋根で、勾配面、フラット面共にパネルを敷き詰めることが可能
・スマートGルーフは4方位面+トップ面の5面で構成されます。そのうえで、北面を除く4面に敷き詰めることで、延床面積30坪台の住宅規模でも10㎾以上の太陽光発電システムの設置が可能となってます。
・太陽光パネル設置と屋根葺工事を工場内で行うため、現場作業不要になる
・ゆるやかな勾配と,深い庇下の空間は、内と外の中間領域として「うちそとテラス」を提案出来る
小屋裏の大空間収納「グランスペース」
スマートGルーフのフラット面によって生まれる小屋裏の収納
シニアにも提案幅のある提案内容(スマートパワーステーション GR 楽の家)
平屋のスマートパワーステーションGR楽の家では、健康な脳でいるための生活習慣「話食動眠」や、3つの楽しみなどシニア向け提案を多く盛り込むことをアピールしています
「話食動眠」では、健康な脳でいるための生活習慣、「話」(コミュニケーションと趣味の充実)、「食」(料理とバランスの良い食事を楽しむ)、「動」(運動を習慣づける)、「眠」(毎日の良質な睡眠)をサポートする間取りをご提案します。
【話食動眠】
(話)趣味やコミュニケーションが充実するゆとりの空間
(食)調理がはかどるオープンなLDK
(動)アクティブに活用しやすい間取り
(眠)ぐっすり眠れる、快適な睡眠環境
【3つの楽しみ】
・外まで広がるワンフロアが楽しい「うちそとテラス」
・家族もペットも楽しい「全館空調システム」
・ゆとりが楽しい小屋裏収納「グランスペース」
災害時・停電時でも安心な在宅避難が可能
災害時でも大容量蓄電池により、買う電気が止まる=『停電』で困ることを防ぐ住宅
調理や家事、仕事に必要な電力を確保することができます。昼も夜も普段とほぼ変わらない暮らしかつ、避難所に行かずに“安心な在宅避難”の選択が可能です。
新型VtoHシステム
一つのパワコン(トライブリッドパワコン)で「太陽光」と「蓄電池」及び「VtoH」を連系する新システム
【特徴】
・トライブリッドパワコンで、交流→直流への変換ロスが少なくなり、太陽光発電で創られた電気をより無駄なく効率的にEVへ充電すると共に家庭内で利用可能となります。
・以前までのVtoHスタンドよりも設置面積が40%縮小で省スペース化
・太陽光発電システム一体型屋根 9.45kW(太陽光:CISソーラー)
・スマートパワーステーションの特長でもある1,850㎜のロング庇対応可能(1,600㎜、1,200㎜も設定あり)
スマートハイムのエネルギー提案
「電気を自給自足する住まい」を強く提案
・太陽光発電システム13.9kW+蓄電池12kWh+VtoHシステム(EVの蓄電池容量30kW)により、エネルギー自給自足100%が理論上可能
スマートハイムでは、太陽光発電システム(13.9kW)と蓄電池(最大12kWh)に加え、電気自動車(EV)の蓄電池容量(最大30kWh)を活用することで、理論上エネルギー自給自足率100%が達成可能ですこのシステムは、再生可能エネルギーを最大限に活用し、持続可能な暮らしをサポートします。
注目の機能と特徴
- 大容量太陽光発電システム
- CIS製太陽光パネル(最大9.72kW)が採用され、高効率でクリーンな電力を供給
- 選べる蓄電池
- ニチコン製蓄電池(12kWh、4kWh)や東芝製蓄電池(5kWh)など、用途や家庭の規模に合わせた選択が可能
- EVと連携した新型VtoHeim
- 電気自動車の蓄電池容量(30kWh)を活用し、家と車の電力を相互に供給可能、災害時や緊急時も安心
- スマートスマートエネルギー管理システム「ハイムナビ」
- 家庭のエネルギー利用を見える化、効率的な運用をサポート
- 新たに追加された「GREENメーター」機能により、太陽光エネルギーの利用率や自給自足率をひと目で確認できます。
スマートパワーステーションGRの価格情報(坪単価)
スマートパワーステーション GRの建物本体価格は以下の通りです。
《ニュースリリース価格》
販売価格は、延床面積127.13平方mモデルで、建物本体材料費、建物本体工事費、太陽光発電システム9.09kW、蓄電池5.0kWh、HEMS、オリジナル全室空調システムを含め、税別で74万円台/坪
※38.45坪で2,845万円なります
《実勢価格》
80万円/坪~ 例:35坪2,800万円~
スマートパワーステーションGRの総評
スマートパワーステーションGRは、セキスイハイムがこれまで培ってきた住宅技術の集大成と概念商品です。
寄棟デザインの美しさと安定感、先進的なエネルギー技術、そして環境性能の高さが見事に融合し現在、現代の住宅ニーズに合わせて、未来の暮らしのスタンダードを提案しています。
「エネルギー自給自足」と「快適な住環境」を両立するこのモデルは、住む人に安心と豊かさを実現する住まいとして、多くの方に選ばれることでしょう。
セキスイハイム商品ラインナップと価格設定
セキスイハイムの戸建て商品シリーズは、高品質な住宅を提供するために設計された魅力的な商品が多いです。快適な暮らしを追求するセキスイハイムならではの工法やデザインを取り入れでいます。 セキスイハイムの戸建て商品シリーズは、品質と信頼性を重視した住まいを求める方に最適な選択肢になります。
鉄骨 (ハイム) | フラット 屋根 | パルフェ | 85~95 万円/坪 |
勾配屋根 | ドマーニ | 85~95 万円/坪 | |
3階建て | デシオ | 90~100 万円/坪 | |
大容量 太陽光 | スマート パワー ステーション | 85~95 万円/坪 | |
木造 (ツーユー) | 2×6 2階建て | グランツーユー | 80~90 万円/坪 |
2×6 平屋 | グランツーユー楽の家 | 85~95 万円/坪 |
商品タイプ | 建物 坪単価 |
---|---|
グランツーユーV | 65万円/坪 例:35坪 2,275万円~ |
スマートパワーステーション アーバン | 62万円/坪 例:35坪 2,170万円~ |
スマートパワーステーション FRグリーンモデル | 62万円/坪 例:35坪 2,170万円~ |
スマートパワーステーションGR | 74万円/坪 例:38.45坪で2,845万円 |
ハウスメーカーを決める時にはどうしたらいい?
ハウスメーカーを比較する際のポイントと選び方について説明します。
坪単価のみで比較しないハウスメーカーを選ぶ際には、坪単価だけで比較することは避けましょう。 坪単価は商品や条件によって変動するため、ハウスメーカーの工法や保証制度、性能などの違いを適宜比較することが重要です。
耐震性や保証制度などの特徴を比較する耐震性や保証制度などは、ハウスメーカーの強みとして重要な要素です。また、ZEH住宅の普及率や自社工場の方々なども参考になります。
間取りやデザインの比較ハウスメーカーによって、実現可能な間取りやデザイン、選べる仕様や住宅設備が異なります。各ハウスメーカーの住宅展示場を訪れて傾向を把握しましょう。て比較し、希望に近いスタイルを提案できるハウスメーカーを選ぶことが大切です。
見積りの内容を確認するハウスメーカーを比較する際には、見積りの項目名や出し方に注意しましょう。特に、「工事一式」としてまとめられている場合は、具体的に含まれているのかを事前に確認しましょう。外壁タイルなど、自分が希望するや設備仕様が見積りに含めて適合を確認することが必要です。
営業マンの対応も重要な要素 ハウスメーカー選びでは、営業マンの対応も重要な要素です。 家づくりは大きな投資となるために、経験や知識が十分であり、セリフが迅速で丁寧な営業マンを選ぶまた、家が完了した後もアフターサポートが必要になりますので、相談に対して親身になって対応してくれるか、きちんとした気遣いができるかなど、営業マンの人間性も見極める必要があります。
以上がハウスメーカーを比較する際のポイント選びとなります。文章でも伝わると思いますが、これを何社もやり取りするのは非常に大変です。
そこで、タウンライフという無料オンライン相談サービスを利用することをおすすめします。ハウスメーカーとは独立した立場で、専門家の優しい意見をいただくことができます。また、住宅ローン減税緩和やまい給付金増額などの暫定に関するご相談も無料でため、注文住宅を考えている方には必見のサービスです。
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- 事前アンケートに回答する。
- 専門アドバイザーとの相談や要望の整理を行います。
- 必要に応じてハウスメーカーとの打ち合わせを行います。
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