断熱性能が高いハウスメーカーってどこか?
こちらの記事では、大手ハウスメーカーの断熱性能を比較して省エネで快適な住宅をわかるようにしております。
なぜ断熱性能が必要?
断熱性能が高い家を建てると、高性能・省エネな冷暖房機器を使うことで1年中快適な生活を送ることができます。
そもそも断熱の目的とは、
① 快適に暮らす
外気温の影響を和らげ、夏涼しく、冬暖かく暮らせる住宅をつくる
② エネルギーの無駄を削減
エネルギー負荷の大きい冷暖房を効率的にする。少ないエネルギーで空調ができ、光熱費削減にもつながる
③ 地球環境に優しい
少ないエネルギーはそれだけCO2 の削減等環境配慮につながる
近年ハウスメーカーの中で一般的に採用されている全館空調などの高性能な冷暖房機器も、断熱性能が高い家でないと採用しても最大限に活かすことを出来ませんのでご注意下さい。
各ハウスメーカーの断熱性能
断熱性能(外皮性能:Ua値)
【UA値】
・外皮平均熱貫流率のことで、建物内外の温度差が1℃の場合の部位ごとの熱損失量の合計を、外皮等の面積の合計で除した値。
・UA値が小さいほど熱が逃げにくく、断熱性能が高い
ハウス メーカー | 構造 ー カタログ Ua値 | 特徴 |
---|---|---|
積水ハウス | 鉄骨 ー 0.60 | ・軽量鉄骨系戸建商品で 熱橋対策を施した「ぐるりん断熱」を採用 ・関東以南でも北東北エリアに匹敵する高断熱を実現 |
積水ハウス | 木造 (シャーウッド) ー 0.55 | ・標準の断熱材はロックウール ・シャーウッド工法ではAJサッシ(エアタイト断熱アルミ樹脂複合サッシ) +アルゴンガス充填の複層ガラスを採用 |
大和ハウス | 鉄骨 ー 0.54 | ・「外張り断熱」をさらに進化させた「遮熱断熱技術」を採用 ・窓にはアルゴンガス充填のLow-Eペアガラスwp採用 ・断熱材はグラスウール |
積水化学 (セキスイハイム) | 鉄骨 ー 0.60 | ・鉄骨系の中ではダントツの断熱性能 ・鉄骨系で唯一ベタ基礎+基礎断熱を採用 |
積水化学 (セキスイハイム) | 木造 (ツーユー) ー 0.46 | ・通常の2×4工法よりも1.6倍厚みのある壁厚で高気密高断熱を実現 ・壁・天井はグラスウールを採用 |
住友林業 | 木造 ー 0.43 | ・ビックフレーム構法により断熱材をムラなく充填 ・断熱材にはグラスウールだけでなくセルロースファイバーを採用 ・アルゴンガスを封入したLow-E複層ガラスをサッシや窓に採用 |
旭化成ホームズ (ヘーベルハウス) | 鉄骨 ー 0.60 | ・へーベル外壁は内部に無数の細かい気泡を含むため、 コンクリートの10倍という断熱性を保持 ・空気を上まわる断熱性能をもつ独自の次世代断熱材「ネオマフォーム」 ・へーベルと高性能断熱材を合わせた耐久型断熱 「ヘーベルシェルタードダブル断熱構法」 ・窓やサッシには断熱性の高いアルゴンガス充填のLow-Eペアガラス採用 |
ミサワホーム | 木造 ー 0.53 | ・断熱材をすき間なく充填した外壁パネル(木質パネル工法) ・天井にはロックウール、外壁にはグラスウールの断熱材 ・窓には、Low-E複層ガラスと樹脂サッシを採用 |
パナソニック ホームズ | 鉄骨 ー 0.60 | ・自然の力である地熱の効果で床下空間は一年を通して温度が安定 ・外壁、天井はロックウールを採用 |
トヨタホーム | 鉄骨 ー 0.56 | ・構造体の内側を断熱材で覆う「充填断熱工法」を採用 ・外壁にはグラスウールの断熱材を採用 |
三井ホーム | 木造 ー 0.46 | ・屋根に「ダブルシールドパネル(DSP)」断熱材を挟んだ構造用パネル1枚で屋根を作るので隙間が少ない ・2×4よりぶ厚い2×6の壁で、断熱材の厚みと気密性を確保 ・火や水にも強い、高性能断熱材ロックウールを使用 |
一条工務店 | 木造 ー 0.25 | ・断熱材には吹付け発泡ウレタンフォーム ・高断熱構造「外内ダブル断熱構法」 ・クリプトンガスを充填した防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシを窓に採用 |
上記表の通り、大手ハウスメーカーの多くは、標準仕様でZEH基準であるUA値0.6以下ということになります。
また、断熱性能Ua値は0(ゼロ)に近づけば近づくほど、性能が良くなる値ですが、家の断熱性能を決めるその大部分を占めるものが「天井(屋根)・壁・床下(基礎)」に入る断熱材、そして窓の仕様です。
- どんな断熱材(素材)を
- どれくらい使用(厚み)していて
- どんな窓を使っているのか?
ただし注意点ですが、UA値はあくまで参考程度にしておくのがおすすめです。というのも、各ハウスメーカーがカタログ等で公表している数値には、あくまでのモデルプランでの計算を行こうともあり、最終的には各物件毎の外皮計算が必要になります。
断熱材
断熱性能を比較するポイント
・断熱材にはそれぞれ熱の伝わり易さを表す『熱伝導率』という値が決められており、この値が小さいほど、熱の伝わりが少なく断熱性能が高いといえます
断熱材の性能
断熱材 種類 | グラスウール | ロックウール | ウレタン系 | ポリスチレン フォーム | セルロース系 | フェノールフォーム |
---|---|---|---|---|---|---|
原料 | ・再生ガラス繊維 | ・玄武岩繊維 ・鉄鋼スラグ繊維 | ・化学製品 (ポリイソシアネート+ポリオール) | ・ポリスチレン樹脂 +発泡剤・難燃 | ・自然素材(新聞紙等) +ホウ素系薬 | ・フェノール樹脂 |
施工性 | ・軽い ・技術が必要 | ・軽い ・技術が必要 | ・加工しやすい | ・加工しやすい | ・現場施工 ・施工費高い | ・加工しやすい |
白蟻 食害 | 〇 受けにくい | 〇受けにくい | △受けやすい | △受けやすい | 〇受けにくい | △受けやすい |
不燃性 | 〇 不燃材料 | 〇不燃材料 | ×燃える | ×燃える | 〇耐火性 | 〇難燃性 (不燃認定) |
熱 伝導率 | ・高性能16K=0.038 ・10K=0.050 | 0.038 | 0.023~0.024 (吹付≒0.040) | 押出法=0.028~0.040 ビーズ法=0.034~0.043 | 0.040 | 0.02 |
各社の断熱性能
ハウス メーカー | 代表商品 | 断熱仕様 | ||
---|---|---|---|---|
外壁 | 天井 | 床 | ||
積水 ハウス | イズ・ シリーズ | グラスウール 16k (240mm) | グラスウール (200mm) | ポリスチレン フォーム (80mm) |
積水 ハウス | シャーウッド | ロックウール (100mm) | グラスウール (200mm) | ポリスチレン フォーム (80mm) |
大和 ハウス | xevoΣ (ジーヴォΣ) | グラスウールボード +グラスウール (132mm) | 高性能 グラスウール 14k (100mm) | ウレタン フォーム (65mm) |
積水化学 (セキスイハイム) | パルフェ | グラスウール +フェノールフォーム (130mm) | グラスウール 16k (140mm) | 基礎断熱 ポリスチレン フォーム (100mm) |
積水化学 (セキスイハイム) | グラン ツーユー | グラスウール 16k (140mm) | グラスウール 16k (200mm) | グラスウール 16k (140mm) |
住友林業 | MyForestBF (マイフォレストBF) | グラスウール 24k (105mm) | グラスウール 24k (110mm×2) | ポリスチレン フォーム (100mm) |
旭化成 ホームズ (ヘーベルハウス) | CUBIC (キュービック) | ネオマ フォーム (45mm) | ネオマ フォーム (65mm) ポリスチレン フォーム (25mm) | ポリスチレン フォーム (60mm) |
ミサワ ホーム | ジニアス | グラスウール 16K (75mm) | ロックウール (200mm) | グラスウール 16K (120mm) |
パナソニック ホームズ | カサート | ロックウール (105mm) | ロックウール (210mm) | ポリスチレン フォーム (90mm) |
トヨタ ホーム | スマート ステージ | グラスウール 16K (100mm) | グラスウール 16K (210mm) | ウレタン フォーム (35mm) |
三井 ホーム | フリー オーダー | ロックウール (140mm) | 6インチ DSパネル (EPS160㎜) | MGファイバー (80mm) |
一条工務店 | i-smart | 高性能 ウレタンフォーム (140㎜+50㎜) | 高性能 ウレタンフォーム (235㎜) | 高性能 ウレタンフォーム (140㎜) |
窓サッシの断熱性能
断熱を語る上で抜けがちなのが窓です。窓は住宅における各部位の熱損失が最も大きい部位になります。したがって、壁や天井をどれだけ断熱性能を高めても窓の断熱性能が低いだけで意味がなくなってしまうのです。
部位 | 1棟当りの面積割合 | 熱損失 |
---|---|---|
天井 | 20% | 5% |
壁 | 45% | 40% |
換気・通気 | - | 15% |
開口部(窓) | 10% | 25% |
床・基礎 | 25% | 15% |
その為、・窓が大きい・数が多いほど、断熱性能も下がります。 因みに各窓種類ごとの断熱性能は以下の通りです。
- サッシ(枠の種類):木製>樹脂>アルミ
- ガラスの枚数 : 3枚>2枚>1枚
- ガラスの間に充填される物質:ガス>空気
各ハウスメーカーのサッシ種類
ハウス メーカー | 代表商品 | サッシ |
---|---|---|
積水 ハウス | イズ ・シリーズ | [SAJサッシ] アルミ樹脂複合 +遮熱断熱Low-e複層 +アルゴンガス16mm |
積水 ハウス | シャーウッド | [AJサッシ] アルミ樹脂複合 +高断熱複層 +アルゴンガス12mm |
大和ハウス | xevoΣ (ジーヴォΣ) | アルミ樹脂複合サッシ +高遮熱複層ガラス |
積水化学 (セキスイハイム) | パルフェ | [アルプレックス] アルミ樹脂複合サッシ +断熱ペアガラス空気層12mm |
積水化学 (セキスイハイム) | グラン ツーユー | [アルプレックス] アルミ樹脂複合サッシ +断熱ペアガラス空気層12mm |
住友林業 | MyForestBF (マイフォレストBF) | アルミ樹脂複合 +アルゴンガス充填Low-E複層 |
旭化成ホームズ (ヘーベルハウス) | CUBIC (キュービック) | アルミ樹脂複合断熱サッシ +低放射複層ガラス |
ミサワホーム | ジニアス | [アルウッドFサッシ] アルミ樹脂複合 +アルゴンガス入りLow-Eペアガラス |
パナソニック ホームズ | カサート | アルミ樹脂複合サッシ +アルゴンガス入りLow-E複層ガラス |
トヨタホーム | スマート ステージ | アルミ樹脂複合サッシ +アルゴンガス入り高遮熱断熱複層ガラス |
三井ホーム | フリー オーダー | アルミクラッド樹脂サッシ +アルゴンガス充填高遮熱Low-E複層ガラス |
一条工務店 | i-smart | 防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ |
ハウスメーカー別の断熱性能に関する特長
積水ハウス
積水ハウスでは省エネルギー基準を全地域標準仕様でクリアしていると表記されています。
また、断熱仕様に関しては「標準仕様」「ハイグレード仕様」「プレミアム仕様」の3段階に断熱仕様が分けられていて、鉄骨造の場合は「プレミアム仕様」で「UA値0.6」と断熱性能に関してはそこまで高いというわけでありません。
ただ、木造住宅シャーウッドもあるので、断熱性能を重視したい方はシャーウッドを選ぶか、鉄骨造ならプレミアム仕様を検討される事を推奨します。
積水ハウスの解説はこちらから!
【ハウスメーカー】積水ハウスの商品特徴と価格のまとめ
大和ハウス
大和ハウスでは外張り断熱工法を採用し建物の外周をぐるりと断熱材で囲んでいます。外張り断熱は家中を隙間なくくるむ断熱工法ですので、基本的には充填断熱工法よりも隙間ができにくく断熱性能が高いと言われています。
断熱材の厚みは100mmですがグラスウールボードなどを合わせた断熱層の厚みは132mmとなり、分厚いです。
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【ハウスメーカー】大和ハウスの商品特徴と価格のまとめ
積水化学(セキスイハイム)
セキスイハイムは工場内でユニットごとに精度の高い施工を行う事が出来ます。断熱材の施工は隙間なく密度の差などが起こる可能性は低く、施工後も厳しいチェックを経てから輸送されるので、カタログ性能値通りの断熱性能を実現する事が出来ます。
また開口部には一般的なシングルアルミサッシの約2.8倍の断熱性能を誇るハイカットペアガラスとアルミ樹脂複合サッシを採用しています。
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【ハウスメーカー】セキスイハイムの商品特徴と価格のまとめ
住友林業
住友林業の断熱材は充填断熱工法のグラスウールを採用。充填する厚さは100mm厚で必要十分な量の断熱材が施工されています。
窓断熱に関しては標準装備でアルゴンガス入りのLow-Eペアガラス、サッシはアルミ樹脂複合サッシです。サッシもガラスも非常に断熱性能の高い装備ですが、大手ハウスメーカーの中では一般的な装備です。
住友林業の解説はこちらから!
【ハウスメーカー】住友林業の商品特徴と価格のまとめ
ミサワホーム
ミサワホームの標準仕様は高性能グラスウール75㎜ですが、高断熱仕様は100㎜の厚みで充填されます。
高断熱仕様で施工した場合「UA値0.42」と数値上は非常に優秀な断熱性能を有しています。
トヨタホーム
トヨタホームの外壁の断熱は充填工法で、厚さ100mmの高性能グラスウール16Kが採用されています。
三井ホーム
三井ホームは木造2×6工法のプレミアムモノコック構法を採用しているので高気密高断熱住宅をよりつくり易いえす。
もともと2×6工法は一般的な2×4工法と比べて壁が分厚いので断熱材もそれだけ分厚く施工する事が出来るのが大きな特徴。三井ホームでは外壁部分に「ロックウール140㎜」の厚みで施工を行っています。
また三井ホームでは天井ではなく屋根に断熱材を施工しているので小屋根裏に熱が篭り難く、空間スペースを自由に活用する事が出来ます。
旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)
ヘーベルハウスでは2017年から耐久型断熱「ヘーベルシェルタードタブル断熱構法」を全モデルで標準採用し、断熱性能の弱向上に成功しました。
一条工務店
一条工務店の主力商品i-smart(アイ・スマート)の断熱性能を現す数値は「UA値0.25」と非常に優秀で、この数値は住宅業界でもトップクラスと言えます。一条工務店が北海道や東北エリアで人気の理由はこの断熱性能の高さにあります。
i-smart(アイスマート)では「外内ダブル断熱構法」を採用しています。「外内ダブル断熱構法」は、具体的には構造体の外側に硬質ウレタンフォームを「140㎜」、更に内側からも「50㎜」と外と内併せて「190㎜」の分厚さで断熱材が入っておりますので非常に高い水準の断熱性能に期待出来ます。
窓サッシの断熱においても「樹脂サッシ」に「トリプルガラス(クリプトンガス入り)」の高断熱仕様。
一条工務店の解説はこちらから!
【ハウスメーカー】一条工務店の商品特徴と価格のまとめ
新設断熱区分対応の最新商品と動向
AQグループ
- 商品名: 「剛木造 超断熱の家プレミアム(断熱等級7)」
- 特徴:
- プレミアム仕様: この商品は、国産杉などの厳選された自然素材をふんだんに使用した無垢板のプレミアム仕様です。自然素材の美しさと高い断熱性能を両立させています。
- 最高等級7に対応: 断熱等級7はUA値0.26以下を達成する最高基準です。厳しい寒冷地でも快適な室内環境を維持できる性能を持ち、エネルギー効率の高い住宅を実現します。
- 限定発売: このプレミアム仕様は限定的に販売され、AQグループの技術力と品質を体現する特別な住宅となっています。
一条工務店
- 商品名: 「断熱玉」
- 特徴:
- 豊富なバリエーション: 一条工務店が誇る「断熱玉」は、顧客のニーズに合わせた豊富なバリエーションを提供します。断熱材や窓ガラスの選択肢が充実しており、様々な地域や気候条件に対応可能です。
- 等級7対応の高断熱性能: 主力商品において、さらなる断熱強化が行われており、断熱等級7にも対応しています。これにより、冷暖房費の節約と快適な室内環境の両方が実現します。
- 省エネ設計: 高い断熱性能だけでなく、省エネ設計にも力を入れており、エネルギー消費量を大幅に削減することが可能です。
住友不動産
- 商品名: 「断熱最高等級の家」
- 特徴:
- 2×6工法: 住友不動産の「断熱最高等級の家」では、2×6工法が採用されています。この工法は、壁の厚みを活かして断熱材を多く挿入できるため、高い断熱性能を実現します。
- 高断熱樹脂トリプルガラス: 樹脂製のトリプルガラスは、熱の出入りを大幅に抑える効果があります。これにより、室内の温度を一年中快適に保つことが可能です。また、音の遮断効果も高く、静かな環境を提供します。
- 断熱等級7対応: この住宅は、最高等級7に対応しており、厳しい環境条件下でも快適な居住空間を提供します。さらに、省エネ効果により、エネルギーコストを抑えることができます。
タマホーム
- 商品名: 「笑顔の家」
- 特徴:
- UA値0.23の高断熱性能: タマホームの「笑顔の家」は、UA値0.23という非常に高い断熱性能を誇ります。これにより、冬は暖かく、夏は涼しい快適な住環境が実現します。
- ダブル断熱構造: 外壁および基礎にはダブル断熱を採用し、断熱材が二重に配置されることで、さらに優れた断熱効果が得られます。これにより、外気温の影響を最小限に抑えます。
- 樹脂トリプルガラス: 窓には樹脂トリプルガラスが使用されており、断熱性能をさらに向上させます。また、防音効果も期待でき、静かな住環境が保たれます。
トヨタホーム
- 商品名: 「SINCé Code(シンセ・コード)」
- 特徴:
- 最新技術の結集: トヨタホームの「SINCé Code(シンセ・コード)」は、最新の断熱技術を駆使して設計されており、断熱等級6に標準対応しています。これにより、常に快適な室内温度を保つことができます。
- 高度な制御システム: 断熱性能を最大限に引き出すために、温度や湿度を自動で制御するシステムが組み込まれており、エネルギー効率の高い住宅を提供します。
- エネルギー効率の向上: トヨタホーム独自の省エネ技術により、冷暖房エネルギーを大幅に削減し、環境に配慮した持続可能な生活が可能です。
パナソニックホームズ
- 商品名: 「NEW『カサートプレミアム』」
- 特徴:
- 標準仕様で断熱等級6対応: 「NEW『カサートプレミアム』」は、標準仕様で断熱等級6に対応しており、UA値0.46以下を達成しています。この仕様により、追加オプションなしで高い断熱性能が確保されます。
- エネルギー効率の高い設計: パナソニックホームズの技術力を活かし、太陽光発電や蓄電池との相性も抜群です。エネルギー効率の高い生活を提供します。
- 環境に配慮した素材選び: 断熱材や建材には、環境に配慮した素材が採用されており、持続可能な生活を支える住宅として設計されています。
ハウスメーカーのUa値はカタログのみ
現在のハウスメーカーのカタログなどはモデル物件のUA値を参考にして断熱性能を表示しています。
窓単体の数値や断熱材単体の数値は信じていいと考えますが、1棟1棟計算していると記載していない限りは、パンフレットのUA値はPRの為に作った数値と考えていいでしょう。
しかし、UA値は設計段階の数値で計算しており、施工の質を考慮していない数値になります。
まとめ
今回の記事ではハウスメーカーで公表している断熱性能とそれに伴う断熱材やサッシを説明しました。
ただし、断熱性能はここまで解説したように数値ではすべて表せない性能ですから、判断する知識が必要です。
ハウスメーカーを決める時にはどうしたらいい?
ハウスメーカーを比較する際のポイントと選び方について説明します。
坪単価のみで比較しないハウスメーカーを選ぶ際には、坪単価だけで比較することは避けましょう。 坪単価は商品や条件によって変動するため、ハウスメーカーの工法や保証制度、性能などの違いを適宜比較することが重要です。
耐震性や保証制度などの特徴を比較する耐震性や保証制度などは、ハウスメーカーの強みとして重要な要素です。また、ZEH住宅の普及率や自社工場の方々なども参考になります。
間取りやデザインの比較ハウスメーカーによって、実現可能な間取りやデザイン、選べる仕様や住宅設備が異なります。各ハウスメーカーの住宅展示場を訪れて傾向を把握しましょう。て比較し、希望に近いスタイルを提案できるハウスメーカーを選ぶことが大切です。
見積りの内容を確認するハウスメーカーを比較する際には、見積りの項目名や出し方に注意しましょう。特に、「工事一式」としてまとめられている場合は、具体的に含まれているのかを事前に確認しましょう。外壁タイルなど、自分が希望するや設備仕様が見積りに含めて適合を確認することが必要です。
営業マンの対応も重要な要素 ハウスメーカー選びでは、営業マンの対応も重要な要素です。 家づくりは大きな投資となるために、経験や知識が十分であり、セリフが迅速で丁寧な営業マンを選ぶまた、家が完了した後もアフターサポートが必要になりますので、相談に対して親身になって対応してくれるか、きちんとした気遣いができるかなど、営業マンの人間性も見極める必要があります。
以上がハウスメーカーを比較する際のポイント選びとなります。文章でも伝わると思いますが、これを何社もやり取りするのは非常に大変です。
そこで、タウンライフという無料オンライン相談サービスを利用することをおすすめします。ハウスメーカーとは独立した立場で、専門家の優しい意見をいただくことができます。また、住宅ローン減税緩和やまい給付金増額などの暫定に関するご相談も無料でため、注文住宅を考えている方には必見のサービスです。
- ご相談の予約(日時指定)をします。
- 事前アンケートに回答する。
- 専門アドバイザーとの相談や要望の整理を行います。
- 必要に応じてハウスメーカーとの打ち合わせを行います。
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