住友林業の「フォレストセレクションBF (The Forest BF)」はどんな商品?
フォレストセレクションBFは住友林業で約30万邸のノウハウを元に、ニーズやライフスタイルに合わせて、プランや人気の高い仕様・設備をフルセットで提案する企画住宅商品となっています。
・東西南北の玄関位置から平屋や2階建などで1,100プランを用意
・選べる5つのインテリアスタイルと4つの建物外観
セミオーダータイプの「フォレストセレクション」では、
①まず複数のベースプランからお選びいただき、
②その後はお客様のライフスタイルやこだわりに応じたカスタマイズを決定できます。
この仕組みにより、コストパフォーマンスの高い注文住宅を建築可能です。
住友林業の解説はこちらから!
【ハウスメーカー】住友林業の商品特徴と価格のまとめ
どんな人にオススメ?
・木質感を好み、住友林業の人気プランをリーズナブルに建てたい方
・セミオーダーでインテリア、外観だけこだわりたい方
・土地から探されている方(敷地を選ぶため)
・My Forest BF(注文住宅型)と同等の商品を安く建てたい方
フォレストセレクションBFの特長
基本仕様
外観
構法
木質梁勝ちラーメン構造ビッグ フレーム構法(BF構法)
ラーメン構造とは、柱と梁を一体化させて剛接合(剛性を持つ接合部)し、建物全体の剛性を高める構造形式です。一般的には鉄筋コンクリートや鉄骨で採用されることが多いですが、住友林業ではこれを木質構造で実現!
BF構法の構成要素
大断面集成柱(ビッグコラム)
サイズ
105mm×560mm:一般的な木造住宅の柱(105mm角)の約5倍の断絶を持つ。
特徴
高い圧縮強度と曲げ剛性を持つため、大きな負荷に耐えることができ、柱の権利を軽減することが可能です。
梁と柱の接合部
「メタルタッチ接合」
柱と梁を金属接合部材で強接合する技術。これにより、接合部の剛性と精度が向上し、地震や台風などの水平荷重に対する耐久性が考慮されます。
基礎との接合
ベタ基礎と柱を一体化することで、水平荷重を基礎に効率的に伝達し、建物全体の耐震性能を向上させています。
耐震性能
耐震等級3(最高等級)
BF構法は、耐震等級3を標準仕様として実現しています。これは以下の要素によります
- 大断面柱と梁の剛接合:水平荷重を分散し、揺れを建物全体で受け止める。
- 柱・梁・基礎の一体化:剛接合されたフレーム全体で地震の力を吸収。
実物大振動実験
BF構法は、最大加速度2,699gal(東日本大震災と同等)以上の振動実験にも長時間、繰り返し追加振動においても損傷が見られない高い耐久性が確認されています。
屋根
【30年耐久仕様】
高耐久スレート屋根材
また、太陽光発電や、瓦屋根も対応可能
外壁材
項目 | 仕様/特徴 | 備考 |
標準仕様の外壁材 | サイディング (ニチハ、ケイミュー製) | 全7種類15色から選択可能 |
選べるカラー | ホワイト、ライトベージュなど | 多彩なカラーバリエーション |
特徴 | 光触媒機能付き | セルフクリーニング効果で外観を美しく維持 |
床 | 主要階は無垢フローリング 非主要階は突板 【無垢:5種類より選択】 ・チェリー ・ウォルナット ・オークホワイト ・チーク ・オークナチュラル |
断熱 性能 | Ua値=0.41W/㎡・K |
窓 | サッシ:アルミ樹脂複合サッシ ガラス:アルゴンガス充填Low-E複層ガラス |
断熱材 | 外壁:高性能グラスウール24k 厚み105mm 天井:高性能グラスウール24k 厚み105mm×2 床 :押出法ポリスチレンフォーム 厚み100mm |
遮音 性能 | 外壁 :D-35 二階床:L-70 高遮音仕様:二階床 L-60、LL -55 |
保証 | 【初期保証】 構造:30年 防水:30年 防蟻:10年 【延長保証】 構造:60年 防水:60年 防蟻:60年 |
特徴的な仕様
住友林業でオススメの規格住宅1,100プラン
『家族構成』、『住まい方』、『ライフプラン』に合わせて、計1,100プランを設定
東西南北の玄関位置から平屋や2階建など、若い夫婦からシニアまで網羅する1100プランを用意
間取りも選んだ間取りで完全に固定なわけではなく、階段や玄関を動かさない範囲で、部屋の大きさなどは変更が可能な場合もあります
https://sfc.jp/ie/lineup/fs/planning/
4タイプの外観バリエーション
4タイプの建物デザインに、「ホワイト」、「ベージュ」、「グレー」、「ブラック」の4色を組み合わせて外観を形成
バーチカルデザイン | 木調のアクセントパネルで縦のラインを強調 |
ウッディデザイン | 玄関ポーチの木調外壁等、木のぬくもりをアクセントにしたスタイリッシュな外観 |
シンプルデザイン | 連窓による大開口サッシで、採光と開放感あふれるモダンな外観 |
モールディングデザイン | バルコニーや窓廻りのモールディングをアクセントのエレガントな外観 |
5 つのインテリアスタイル
スカンジナビア | あたたかみのあるチェリーの床に北欧のスタイルをコーディネート |
ブルックリン | ウォルナットの床に遊び心を演出 |
フレンチ | オークホワイトの床に映える、大人のフレンチスタイル |
リゾート | 華やかなチークの床に、リゾートのようなくつろぎをコーディネート |
ジャパニーズ | オークナチュラルの床に、匠の家具で落ち着いた雰囲気 |
人気の設備仕様を標準で採用
注文住宅の中で特に人気の高い仕様・設備を設定
「フォレストセレクション」で建築しても、キッチン、洗面台、お風呂、トイレ、床材などの標準仕様はフルオーダーと同等の内容が揃っています。
また、一体成形の人造大理石ワークトップのシステムキッチンや、一体成形カウンターの洗面化粧台、30年間メンテナンス不要のオリジナル耐候性仕様「LS30」など設定していますので、「フォレストセレクション」を選んでもフルオーダーに劣るようなデザインや性能面の心配は一切不要です。
フォレストセレクションBFの価格情報(坪単価)
40.6坪プランで、58 万円/坪
また、タイルを選択する場合は100万円~が目安になります。
規格住宅は、打ち合わせ回数が普通の注文住宅と比べて短縮できるので、人件費等が軽減できるため割安に建てることができます
また提案に関しては設計ではなく、基本的には営業が提案致します。その為、プラスαの提案は営業担当のスキルによります。
フォレストセレクションBFの総評
人気のプランや仕様を厳選することでコストを抑えた商品
コストパフォーマンスの高さから土地からの方にもおススメ
- 外壁でシーサンドコートを採用することが出来ない
- 3階建は無い
- オプションや提案工事、間取りの変更していると注文住宅とあまり価格が変わらなくなってしまう
その他住友林業の商品はコチラ
商品名 | 坪単価 (ニュースリリース価格) | 構法 | 特徴 |
---|---|---|---|
ザ・フォレストBF | 1坪あたり64.0万円~ 例:35坪あたり 2,245万円~ | ビックフレーム構法 | ■住友林業のミドルクラス仕様商品 ■深い軒、庇による、水平ラインを強調したシャープな外観ラインを追加したほか、 新たな床材、建具による多彩なコーディネートを実現可能 ■外観は邸宅風で水平の軒ラインを強調したデザインが得意 |
フォレストセレクションBF | 1坪あたり58.0万円~ 例:35坪あたり 2,030万円~ | ビックフレーム構法 | ■約30万邸のノウハウを元に、ニーズやライフスタイルに合わせて、 プランや人気の高い仕様・設備をフルセットで提案する企画住宅商品 ■東西南北の玄関位置から平屋や2 階建など1,000 プランを用意 |
マイフォレストBF | 1坪あたり83.0万円~ 例:35坪あたり 2,905万円~ | ビックフレーム構法 | ■住友林業のハイグレード仕様商品 ■高品質な木を活かしたオリジナル部材である 「PRIME WOOD (プライムウッド)」を採用 ■高い耐震性、耐久性を発揮するBF構法 による安心性、 快適性をこれまでと変わらず提案 |
グランドライフ | 1坪あたり53.0万円~ 例:35坪あたり 1,855万円~ | ビックフレーム構法 | ■住友林業の戸建平屋商品の総称 ■将来の増改築を見込んだ 「ステージ」や、スキップフロアの「プラスキップ」 、庭との連続性を重視した「テラススタイル」も提案 |
プラウディオ | 1坪あたり62.0万円~ 例:35坪あたり 2,170万円~ | ビックフレーム構法 マルチバランス構法 | ■住友林業の都市型 3・4階建住宅商品 ■デザインも幅広く、二世帯や賃貸・店舗併用など都市部の限られた敷地を活 かす空間提案可能 |
LCCM住宅 | 1坪あたり103万円~ 例:35坪あたり 3,605万円~ | ビックフレーム構法 | ■BF(ビッグフレーム)構法を採用し、国産ヒノキやカラマツなど国産の材を使用 ■建設時、居住時、解体時ライフサイクル全体でCO2の収支がマイナスとなる設計が実施 |
ハウスメーカーを決める時にはどうしたらいい?
ハウスメーカーを比較する際のポイントと選び方について説明します。
坪単価のみで比較しないハウスメーカーを選ぶ際には、坪単価だけで比較することは避けましょう。 坪単価は商品や条件によって変動するため、ハウスメーカーの工法や保証制度、性能などの違いを適宜比較することが重要です。
耐震性や保証制度などの特徴を比較する耐震性や保証制度などは、ハウスメーカーの強みとして重要な要素です。また、ZEH住宅の普及率や自社工場の方々なども参考になります。
間取りやデザインの比較ハウスメーカーによって、実現可能な間取りやデザイン、選べる仕様や住宅設備が異なります。各ハウスメーカーの住宅展示場を訪れて傾向を把握しましょう。て比較し、希望に近いスタイルを提案できるハウスメーカーを選ぶことが大切です。
見積りの内容を確認するハウスメーカーを比較する際には、見積りの項目名や出し方に注意しましょう。特に、「工事一式」としてまとめられている場合は、具体的に含まれているのかを事前に確認しましょう。外壁タイルなど、自分が希望するや設備仕様が見積りに含めて適合を確認することが必要です。
営業マンの対応も重要な要素 ハウスメーカー選びでは、営業マンの対応も重要な要素です。 家づくりは大きな投資となるために、経験や知識が十分であり、セリフが迅速で丁寧な営業マンを選ぶまた、家が完了した後もアフターサポートが必要になりますので、相談に対して親身になって対応してくれるか、きちんとした気遣いができるかなど、営業マンの人間性も見極める必要があります。
以上がハウスメーカーを比較する際のポイント選びとなります。文章でも伝わると思いますが、これを何社もやり取りするのは非常に大変です。
そこで、タウンライフという無料オンライン相談サービスを利用することをおすすめします。ハウスメーカーとは独立した立場で、専門家の優しい意見をいただくことができます。また、住宅ローン減税緩和やまい給付金増額などの暫定に関するご相談も無料でため、注文住宅を考えている方には必見のサービスです。
- ご相談の予約(日時指定)をします。
- 事前アンケートに回答する。
- 専門アドバイザーとの相談や要望の整理を行います。
- 必要に応じてハウスメーカーとの打ち合わせを行います。
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