セキスイハイムの「スマートパワーステーション アーバン」はどんな商品?

セキスイハイムの太陽光搭載住宅が20万棟達成を記念して開発した商品で、新工法シフトジョイント工法を活用し、間口寸法の限られた敷地でユニット工法で不得意な雁行したプランを作成でき、採光・通風を確保することが可能な商品です。
【特徴】
・太陽光発電・蓄電池・HEMSを標準で搭載
・ユニット工法で今までできなかった、シフトジョイント工法によって敷地対応力の向上
・外壁材のデザインバリエーションを拡充
- エネルギー自給自足型住宅
- 大容量の太陽光発電システムと蓄電池を搭載し、エネルギーの自給自足を目指している
- グリーンモデルに対応し、エネルギー自給率を60-70%程度に高められている
- 都市部向けコンパクト設計
- 限られた敷地でも効率的に太陽光発電システムを搭載できる設計
- フラット屋根を採用し、都市部の住宅地に調和するデザイン
- コストパフォーマンスの向上
- 標準モデルのFXと比べて、外壁や設備のグレードを抑えることでコストを低減
- 磁器タイルの選択肢が限定されるなど、カスタマイズ性は若干低下しますが、価格を抑制
セキスイハイム(積水化学)の解説はこちらから!
【ハウスメーカー】セキスイハイムの商品特徴と価格のまとめ
どんな人にオススメ?
都市部の狭小地で建築予定で、太陽光発電等エネルギーの収支にも関心がある方
- 都市部に住む方々
- コンパクトな敷地でも効率的に太陽光発電システムを導入したい都市居住者向けです。
- フラット屋根のデザインが都市の住宅地に調和します。
- エネルギー自給自足に関心がある方
- 大容量の太陽光発電システムと蓄電池を搭載し、エネルギーの自給自足を目指す人に適しています。
- コストパフォーマンスを重視する方
- 標準モデルと比べて外壁や設備のグレードを抑えることでコストを低減しているため、価格を重視する方に向いています。
スマートパワーステーション アーバンの特長
基本仕様

構法と構造
構法は【鉄骨ユニット工法】で、特長は工場生産
・住宅部材のおよそ8割を工場生産して、現場ではほとんど組み立てるだけと効率の良い構法
構造はボックスラーメン構造、特徴は接合部を溶接しているということ
また、構造材の大きさは以下の通りです。
柱:100㎜×100㎜
床梁:150㎜
天井梁:200㎜
基礎
ベタ基礎24N/m・㎡
耐震対策
複合耐震システム「GAIASS(ガイアス)」
・標準で採用している耐力壁とボックスラーメン構造で耐震+粘りを実現
モジュール
尺モジュール
天井高さ
標準:2.4m
OP:2.55m
外壁材
タイル外壁(ラスティックタイル、ラティスタイル)
レリーフ外壁(ジオマイト外壁)
床材
フロア
・HDフローリング(シートフローリング・標準)
・銘木調HDフローリング(シートフローリング・標準)
・銘木プレミアムフローリング(挽き板)
・大理石調フローリング
※下地はパーティクルボード
断熱性能と断熱材
外皮性能 Ua値=0.54W/㎡・K
窓
アルプレックスサッシ
・アルミ樹脂複合サッシ+ペアガラス乾燥中空層 12mm
・寒冷地向けには樹脂サッシも設定(U値1.9)
断熱材
外壁:グラスウール16K・100㎜
天井:グラスウール16K・200㎜
基礎:ポリスチレンフォーム・100㎜
遮音性能
外壁部の遮音性能:Dr=40
床の遮音性能:LL=60(ダンパーあり)
空気環境
一種換気(熱交換あり)
・エアファクトリー
全館空調あり
・快適エアリーT-SAS
保証
保証は最長保証30年間保証しています。
初期保証
・構造:30年
・防水:30年
・防蟻:10年
特徴的な仕様
新導入オリジナル外壁
ジオマイト外壁
ジオマイトとは、地質学(GEOLOGY)と幾何学(GEOMETRY)の「GEO」と、力強さを表す「MIGHT」を掛け合わせた造語です。


競合メーカーでもある「ヘーベルハウス」のへーベル板、「積水ハウス」のダインコンクリートを意識した価格と意匠を合わせた外壁でしょう。
セキスイハイムオリジナルの窯業系サイディングのSFCボードシリーズに追加。丸みのある彫りがランダムに配置された「シルフィーレリーフ」と、岩石上の大判ピースを敷き詰めたような「ガイアレリーフ」の2柄を設定しています。


全8色…シェルクリア、アースグレー、プレーンホワイト、ライトベージュ、カフェブラウン、カームブラック、ダークブルーマイカ(プレミアムカラー)、ダークブロンズマイカ(プレミアムカラー)
※(プレミアムカラー)を選択した場合、坪1.5万~2万円程度増額
大容量 太陽光発電システム
「シフトジョイント構法」とそれにより生み出される空間


ユニットの雁行配置を可能とする「シフトジョイント工法」によって、新たな敷地や空間の使い方を提案しています。もちろん、雁行配置にした場合でも耐震性能を維持し、狭小間口にも対応した敷地の有効活用が可能にしています。
・雁行配置によって生まれる屋外空間。連続した開口部と繋がることで、LDKとの連続性を高め、室内との一体感や広がりを感じる空間として提案している。
・雁行配置によって生まれる屋外空間。こもり感のある庭としてバックヤードや坪庭など、外部の視線を気にせず過ごす空間



鉄骨ユニットをずらしているので、ユニットの大きさを変えたり、追加するわけではないので、価格を安く上げる事が出来ます。
スマートハイム提案
「電気を自給自足する住まい」を強く提案
スマート設備・蓄電池などのラインアップ強化
・セキスイハイムでは標準の断熱性能が高く、標準仕様に太陽光や蓄電池等を組み合わせていることで「ZEH」も実現可能
・太陽光は京セラ、シャープ、三菱が対応可能
・蓄電池はニチコン(12kWh、4kWh)、東芝(5kWh)電気自動車との総合充電を行う新型VtoHeimも設定可能
・HEMSスマートハイム・ナビも標準採用
スマートパワーステーション アーバンの価格情報(坪単価)
スマートパワーステーション アーバンの建物本体価格は以下の通りです。
《ニュースリリース価格》
62万円/坪~ 例:35坪 2,170万円~
《実勢価格》
70万円/坪~ 例:35坪2,450万円~
スマートパワーステーション アーバンの総評
大容量太陽光を特徴とするスマートパワーステーションの都市型商品。
ただし、雁行プランということもあって、モデルプランの太陽光搭載量は5.76kWと大人しめではありますが、太陽光・蓄電池採用標準採用にも関わらず高いコスパで建てることのできる商品
ハウスメーカーを決める時にはどうしたらいい?



ハウスメーカーを比較する際のポイントと選び方について説明します。
坪単価のみで比較しないハウスメーカーを選ぶ際には、坪単価だけで比較することは避けましょう。 坪単価は商品や条件によって変動するため、ハウスメーカーの工法や保証制度、性能などの違いを適宜比較することが重要です。
耐震性や保証制度などの特徴を比較する耐震性や保証制度などは、ハウスメーカーの強みとして重要な要素です。また、ZEH住宅の普及率や自社工場の方々なども参考になります。
間取りやデザインの比較ハウスメーカーによって、実現可能な間取りやデザイン、選べる仕様や住宅設備が異なります。各ハウスメーカーの住宅展示場を訪れて傾向を把握しましょう。て比較し、希望に近いスタイルを提案できるハウスメーカーを選ぶことが大切です。
見積りの内容を確認するハウスメーカーを比較する際には、見積りの項目名や出し方に注意しましょう。特に、「工事一式」としてまとめられている場合は、具体的に含まれているのかを事前に確認しましょう。外壁タイルなど、自分が希望するや設備仕様が見積りに含めて適合を確認することが必要です。
営業マンの対応も重要な要素 ハウスメーカー選びでは、営業マンの対応も重要な要素です。 家づくりは大きな投資となるために、経験や知識が十分であり、セリフが迅速で丁寧な営業マンを選ぶまた、家が完了した後もアフターサポートが必要になりますので、相談に対して親身になって対応してくれるか、きちんとした気遣いができるかなど、営業マンの人間性も見極める必要があります。
以上がハウスメーカーを比較する際のポイント選びとなります。文章でも伝わると思いますが、これを何社もやり取りするのは非常に大変です。
そこで、タウンライフという無料オンライン相談サービスを利用することをおすすめします。ハウスメーカーとは独立した立場で、専門家の優しい意見をいただくことができます。また、住宅ローン減税緩和やまい給付金増額などの暫定に関するご相談も無料でため、注文住宅を考えている方には必見のサービスです。
- ご相談の予約(日時指定)をします。
- 事前アンケートに回答する。
- 専門アドバイザーとの相談や要望の整理を行います。
- 必要に応じてハウスメーカーとの打ち合わせを行います。
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